2013/09/01

テスト駆動開発による組み込みプログラミングの集い@関西で講師をやりました #tdd4ec

(もう開催してから1ヶ月以上経っていますが、ブログにも記録しておきますね^^;)

7/20 (土)に関西で「テスト駆動開発による組み込みプログラミングの集い@関西」という組み込みソフトウェア開発者向けTDDのワークショップをやりました。





開催のきっかけ

そもそものきっかけは、東京で原著の読書会をやってる時に、Twitter経由で本イベントの主催者である@HappyLuckyAkiraさんから「関西でも開催しませんか?」と声かけいただいたことです。「実家が徳島なので、帰省ついでに開催できるなら!」と返事して、いろいろな方のサポートをいただいて無事開催できました。


まずは一歩踏み出す、他者とつながる

私が東京で原著の読書会を開催してから、Twitterを使ってたおかげで色んな人が我々のことを見つけてくれて、色々な人と協力しながら、翻訳レビュー、Agile Japan 2013でのワークショップ通訳、トレーニング開催、東京や関西でのワークショップイベントへ繋がったのはとても刺激的で素晴らしい体験でした。その辺の経緯はLTでお話しました。

まずは一足を踏み出すこと。他者とつながる場所で活動することは大事ですな。

LTをやりました

怒涛の勢いでここまできたので、整理の意味あいで。あと、活動をしてもらう目的でコレまでの経緯を紹介しました。



ワークショップをやりました

そして本題のワークショップでは、以下の資料を使いました。


テスト駆動開発による組み込みプログラミングの集い@DevLOVE関西 from Yohei Onishi


ワークショップの流れ

流れは以下のとおり。
あとで書籍見た時にすんなり理解できるように動機づけ、重要なテクニックなどは紹介しました。
ただし、口で説明しても伝わりづらいかと思い、ワークショップをやりながら詰まったところを助言したり、途中でTIPSを紹介したりしました。

  1. 概要説明
    • TDDとは何か?
    • なぜTDDをやるのか?
  2. ペアプロで演習
    • 書籍のサンプル「プロダクトコードをスパイする」をテスト駆動で実装
  3. 振り返り
    • ペアプロの組で振り返り
    • 全体の振り返り(ペアプロの組×2)

良かったこと

  • 途中、人が集まらなかったそうなので、ひとまずは開催できて安心しました。
  • 未体験の人がTDDに取り組無きっかけを与えることができてよかったと思います。
    • 最初の講師が私で良かったのかという疑問はありますが^^;
  • 他の関西コミュニティで活動されている方も参加されており、うちでもTDDのワークショップやりませんか?という意見が挙がってました。関西の交流の活発さが伺えました。

反省点 

  • Windowsでサンプルがコンパイルできなかった
    • Windowsでの動作確認をちゃんとできていなかったせいで、当日、Windows組がコンパイルできない騒動が発生^^; エンコーディングがUTF-8だとWindowsでうまく動かないようで^^; すんません。
  • サンプルの題材が参加者に上手く伝わっていなかった
    • 題材自体がよく理解できなかったという意見もありました。あまり分かりやすい説明ではなかったところ反省してます。ただ、Q&Aの時間を設けてもなかなか手があがらないのが難しいところです。

次の機会でトライ !

  • 昔、TDDBCに参加した時は、「簡単な問題を徐々に出してく」「本人にフルスクラッチで作ってもらう」というやり方をしていました。時間を1日とか半日とか取れるなら、そういうやり方の方が参加者にとって題材を理解する負荷、サンプルを理解する負荷は下がるのかなと思いました。
    • ただし、皆の設計・実装が異なるのでサポート陣が大変そうですね。
  • せっかく組み込みなので最後にarduinoで実機テスト出来る題材にするとか。すでに@haradakiroさんがやってましたが。。。

おまけ

このイベントの声かけいただいたのが5月上旬だったんで、5月末開催のAgile Japan 2013で原著者のJamesさんとお会いした時に、主催者の @HappyLuckyAkira さん向けのサイン本をもらっておきました。やはり頑張った人にはご褒美がないと。。

2 件のコメント:

  1. 本当に、ありがとうございました!
    継続していきます。今、次回の企画を考え始めました。

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    1. あきらさん、陰ながら応援してます!!

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